ラスターレイヤーとベクターレイヤーの違い【クリップスタジオ】

イラスト

今回はラスターレイヤーとベクターレイヤーの違いについてご紹介していきます!

劣化

ラスターレイヤーの場合、線を描いて拡大縮小をすると線が劣化します。ですがベクターレイヤーでは拡大縮小しても劣化しません。

記録のされ方

ではなぜ線が劣化しないのかといいますと、入力データの記録のされ方がラスターレイヤーとベクターレイヤーではそれぞれ違うからです。

ラスターレイヤーの場合、ピクセルと呼ばれる小さい四角ごとにデータを記録して絵になったり文字になったりしていますが、ベクターレイヤーでは点と点を繋ぎ合わせて絵になったり文字になったりします。

応用

これを応用するとベクターレイヤーでは点を移動させて絵を変形させたり、消しゴムを使って簡単に大きい範囲を修正することが出来ます。

どっちを使えばいい?

これを聞くとベクターレイヤーを使った方が良さそうですが、実はベクターレイヤーはラスターレイヤーよりデータ量が大きくなりがちです。他にも簡単に塗りつぶしが出来ないなどのデメリットもあります。

結論

幸いラスターレイヤーとベクターレイヤーは両方を使って1枚の絵が描けるので、両方のレイヤー上手に使い分けて使いましょう。

まとめ

違いをまとめると、ラスターレイヤーはピクセルで記録されていて拡大縮小すると劣化するけどデータ量が軽い、ベクターレイヤーは点と点で記録されているため拡大縮小しても劣化はしないですが、データ量が重い。また、その事からメリットとして消しゴムで広範囲を簡単に消せたりデメリットでは簡単に塗りつぶしができなかったりします。

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